資源管理とは
資源管理の必要性
魚は、孵化→成長→産卵という一連の再生産サイクルを繰り返し、生態系の中でバランスをとりながら自らの種を維持しています。
しかし、魚を獲る技術の急速な進歩によって漁獲量が増大したことと、海が汚れるなど自然環境の変化等によって再生産する力が弱くなってきたために、この再生産のサイクルが崩れ、日本周辺の水産資源は減ってきています。
一方、海外からの輸入水産物に押され、国内の魚の値段は下がる一方です。そうなると、漁業者は魚の値段が下がった分をたくさん獲って補おうとする結果、魚の再生産サイクルに更に大きな負担をかけています。
このような悪循環を断ち切るためには、水産物の資源量自体を減らさないように計画的に漁業を行う必要があり、全国的に地域に応じた資源管理型漁業が進められています。

TAC(Total Allowable Catch)について

1997年7月20日の「海の日」に、「海の憲法」とも呼ばれる国連海洋法条約が発効し、この条約に基づき、法律により日本周辺の200海里に「排他的経済水域」が設定されました。
そして、この水域の生物資源について漁獲できる総量を定めることにより、資源の減少を防止する制度をTAC(Total Allowable Catch)といいます。
現在、すけとうだら・まあじ・まいわし・まさば及びごまさば・ずわいがに・するめいかの7魚種が管理の対象魚種に指定されており、今後さらに対象魚種の拡大が検討されています。
(参考):「海洋生物資源の保存及び管理に関する基本計画」


遊漁者・消費者の皆様へ

・小さいサイズの魚を釣った場合、再放流しましょう。海はみんなの財産です。
・豊かで美しい海を子供たちの世代に引き継ぐために、川や海ではゴミを持ち帰りましょう。


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